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大学卒業後は新卒入社で大手企業で働くことになった私…
それは誰もが知る有名アパレル企業です。
新卒入社は22歳、1回目の転職は26歳の時です。
そんな1回目の転職活動は、、、大失敗でした。
転職を決意したのは自分であり、当然自己責任ではありますが、大きな要因となった転職理由は、「世間一般論」に流された形となりました。
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結婚を機にある言葉が心に残る
私は20代中盤で結婚をすることになりました。
結婚を考え始めたころ、
「アパレル業界で家族を養っていくのは難しい」
誰がそう言ったのか、いつしかそんな言葉が心に残るようになりました。
テレビだったかな?同じ会社の同僚だったかな?上司かな?家族かな?友人かな?あまり仲良くない友人かな?
いまいちハッキリと覚えていませんが、結婚を考え始めてからなぜかずっと心のどこかで思うようになりました。
当然、このことだけが原因ではないです。
実際、私が働いていたアパレル企業は大手ですが手取り額が少なかったです。
確かに家族を養うとなると、、、当初は厳しいようにも感じていました。
今思えば、新卒入社数年の若造が、現時点の給与だけで判断するのは大きな間違いだったと思います。
ただ、この「アパレルは家族を養えない」というフレーズ、、、
まぁ聞いたことがある人もいるでしょう。
同じフレーズではなくても、アパレルは一生働けないとか、給与が上がらないとか、何かしら将来的にネガティブな事で印象に残った言葉があるかもしれません。
実際に同僚はアパレルをやめてサラリーマンに転身した者もいました。
自然と、「結婚するならアパレルを辞めてサラリーマンにならないといけない」という、謎のキャリアプランが生まれたのです。
世間一般論という怖さ
当然自分が決めたことなので責任は自分にありますが、
この「アパレルは家族を養えない」というフレーズ、、、
これって、、、世間一般論です。
世間一般論は、安心・安全のように聞こえますが、これが後々考えたら本当に怖いです。
だって、世間一般論って、いわゆる平均的な位置づけであって、決して正解ではないですからね。
世間一般論=正解ではないということです。
アパレルで働いている40代、50代、60代の方なんていくらでもおられます。
その方々は家族を養っています。
実際周りにいたのに当時は気にもしませんでした。
自分が世間一般論に流されて、なりたい目標もなく転職活動に入ってしまったわけです。
結果、1回目の転職活動はかなり苦労しました。
大失敗です。
だって転職理由がハッキリしていないから。
キャリアプランがないから。
なんとなくサラリーマンにならないといけないと思ったから。
当然、こんな思いじゃあ、どの企業も書類選考すら通りませんでした。
面接に行けところもありましたが、情熱が沸いてこないんですね。
好きでもないジャンルで仕事をしていこうという覚悟は無かったのです。
結局はアパレル業界に戻ることになりましたが、この「なんとなく転職」が恐ろしいことを体感しました。
世間一般論は時に重要ですが、参考程度にしておくのが良いでしょう。
転職に失敗しないためにも、自分の興味のあるジャンル、信念を持てるジャンルでキャリアを積むことがいかに大切かを感じました。